「こんにちは、山森さん。昨日は総合病院どうでした？」「あ…昨日、みてもらって羊水検査…うっ」続きを話そうとすると急に涙が止まらなくなって、おんおん泣く私を先生はジッと待ってくれた。「おかあさんに渡してあげて」

エコー検査の様子

「今日も元気だね」「動いてる」「起きてるね」

「…可愛い。」「…。」

「ほんとね、ほんとに、可愛いねぇ」「どういう決断をしたとしてもね」

「この子は幸せだよ、だってねいっぱい考えてあげたでしょう。この子の事。」「どんな道を選んでも」「応援してるよ山森さん」


あの時の先生のあの言葉。

ずっと一生忘れません。


【この話の続き】
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