こんばんは。
今日も前回の続きを。

今日のは怖いと思いますので、興味のある方以外は読むのやめておいて貰えたら…と思います。

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ある晩のこと。

夜中にいつもの尿意で目覚めた私。

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でも、例の階段と廊下のズルズル音が怖すぎて一人でトイレに行くのはどうしてもどうしても無理。

妹に普段は着いてきてもらうんですが、連日の事過ぎて申し訳なく、隣の部屋で寝ている母を起こすことに。

「お母さん起きてーーーー」

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「うーーん……」

何回揺り動かしても起きず、仕方なく一人でトイレに向かうことにしました。

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トン…トン…階段を降りていくと……
あの音が聞こえてきた

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ズルズル……

ズルズルズルズル………

階段を上がるのもこわい、その場から動けず、どうしよう…と立ちすくんでいると

後ろから


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いつの間にか起きてきた母が後ろに立っていた。

「廊下、怖いんやろ?変な音するんやろ?音は気のせいやと思うよ。確かめてみようや。」

ばあちゃんから、私が最近廊下で変な音を聞いて怖がっているという話を聞いていたらしい。

ちょっとホッとして、意を決して2人でトントンと階段を降りていった。

階段を下まで降りて、廊下を覗くと…

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なんだか黒っぽい影が見えた気がして、ギュッと母に掴まった。

「なに?怖いん?」
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母は、明かりをパチッとつけて、「これで怖くないやろ、早く行きな。」

………………

………………………………


「あれ、なに。」

「なにが。」

「ほら、廊下の奥。立っとるやん。」

「だから、何がって。」



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「ねえ?!お母さんは見えんの?」私は泣き叫んだ。



次回も興味のある方は読んでくださいね。

ではでは…おやすみなさい。

【この話の続き】
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