入院3日目の消灯時間になってすぐ
突然の激痛。
キリで刺されるような痛みだった。
最初は下腹が痛かったが、途中から腰の辺りまで痛さが広がっていった。
痛みでギュッとこわばる私に、看護師さんはリラックスしてといってくれたが、そんなことしたら緩んで赤ちゃんが出てきてしまうんじゃないかと考えてしまって力を入れてしまった。
そして内診。
「赤ちゃんの入っている袋が見えちゃっている。」
日本語として言葉は理解できるけど、どういう意味なのか理解出来なくて、脳の表面をツルツルその言葉が滑って、ただ危ないんだなということだけはなんとなく理解出来て心がグシャグシャでした。
助かるの?それってどういうこと?
この時からの一連の私の判断は未だに自問自答を繰り返してしまっています。
【この話の続き】
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