以下、検査の話など出てきますが、カウンセリングや検査をしてもらったのはもう5年ほど前になります。

情報が古い場合もあるので、気になる点はかかりつけの医師に聞くなどしていただけると助かります🙇‍♂️

では続きです。

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うちの子の場合、18番染色体がキッチリ3本あったから、遺伝子の減数分裂の際の偶然の事故みたいなものでこうなったんだと思う。と、先生。

前の子が18トリソミーだった場合、次の子も同じく染色体異常の子であるという確率はほんと低い。なんらか母体側にリスクがあったとしても、数パーセントあるかないかなんだよ、とも。

でももう、私は当時どうにも「じゃあ、私はなんでこんなに流産するの?」と腑に落ちなくて専門の方にそのままカウンセリングしてもらうことにした。


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↑なんでこんなにダンナがイケメン発言したかは、この遺伝子についてのカウンセリングのおかげだった。


(ちなみに旦那いわく、歯はともかくとして、背骨の骨がひとつ多いのは若干困ってるらしい。腰痛になりやすいんだとか。)

そして、気になっていた結果は。

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結果は〝異常なし。〟

先生は「もっと高度な細かい点まで見れる検査もあるけど…」とは言ってくれたけど、私達はここまでにしよう。と決めました。


カウンセリングについて。

まず教えてもらったのが、夫婦で染色体の検査をするメリット、デメリット。

大きなメリットは、流産のリスクと流産率なんかが分かるということ。
また、妊娠の機会があった時に出生前診断などに繋げやすいという点もある。

デメリットは、わかったとして、今の医療では遺伝子は治せるものではないということ、夫婦や家族親戚間で不仲になるケースがあるということ、また子供を持ちたいという時にだけ問題になることであって、まったく普通の人と変わらないわけだから調べる必要があるのか?ということ。

そして、トータルすると子どもを持てる率は染色体異常がない夫婦とそう大差がないらしい。

そうそう、当初のとても気になっていた質問。

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この答えのおかげでずいぶん楽になった。

染色体異常の他にも遺伝病であったり、ちょっとした先天的な疾患であったり、色々含めて10人に1人はそういったハンデを持って産まれてくることも知った。

「でも現代に産まれるってのは幸せな事だよ。治療の幅もあるしね。先の未来なんかもっと色んな治療出てきてるかもだよね。」

夫婦の組み合わせだったり、その時の卵子や精子のコンディションで妊娠の結果が変わることもあるし、そもそも全く異常がない夫婦でも流産することもあるし。

考えても仕方ない部分もある。

もうここで色々一区切りしよう、と思えた事でした。

そして、これは遺伝子検査とは直接関係ないですがトリソミーの子を持つ事、育てていく事についてとても勉強になった1冊です。
何年経ってもやっぱりこの経験は忘れられなくて夜更けに眠れずふと検索から見つけた本でした。

何度も胸が詰まって読み切るのに時間がかかりましたが、気になる方はぜひ手に取ってほしいです。


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