
治療再開の条件は血液の数値が上がること。
強い治療でも副作用の強さほどは効果が出てなかったけど、まだ誰も希望を捨ててなかった。
入院中はアイスを口にすることが多く、味覚障害のせいで病院のご飯は味を変に感じてしまって食べられないものも多かった。
さらに抗がん剤を倍にした事で、口内炎も倍増して口の中が酷い状態になっていた。
それでも、治療のためにちゃんと食べなきゃ!と決意した。
それにしても、ヤマナカさんの痛みのしのぎ方は他にも色々と壮絶だったらしい。
もちろん病院側も配慮して、ご飯も普通食ではなくエンシュアという流動食にしてもらったり、工夫も色々したらしいけど、水を口に含むだけでも痛い状態だったから相当苦労されたらしい。
もちろん副作用の出方は人それぞれなので、ここまで酷くならない方もたくさんいます。
そんなヤマナカさんと母は治療の終わった現在「美味しいクッキーを見つけたので送ります。」とか言い合って荷物を送りあったりしていて、本当に2人が元気になってくれてよかったな。としみじみ思っています。
【この話の続き】
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コメント
コメント一覧 (4)
という一言に 本当に嬉しくなりました(*´∀`)
人間、どんな痛みや苦しみに耐えられても
絶対的に必要な "食べる"って事ができないと
本当に苦痛で 精神的にも、かなり耐え難い辛さだと思います。これからは たっっくさん美味しい物食べて欲しいなぁ💖
aneeejya
が
しました
aneeejya
が
しました
わかっているつもりになっていないか、ひとりひとりの患者さんの立場に寄り添って考えられているか?振り返るきっかけを与えてくれました。
諦めたくないけどどうしても辛い副作用。
「あーあ。辛いだけの治療なんてしなきゃ良かった」と言われて亡くなった方が最近おり、よく思い出してはしんどかったので元気になられたリツコさんのお話とお友達のお話は救いです。
患者さん視点での漫画とてもためになります。
辛さは経験しないとわからないことだけど、こうして漫画にしてくれることで想像しやすくなるのでありがたいです。
また見に来ます。
aneeejya
が
しました